市役所らしからぬ仕事環境
公務員の道へ踏み出してよかった

市民部 環境課 主事
K .Yさん/2023年採用(社会人経験有)

公務員だけど公務員っぽくない
最も活気が感じられたのが三条市でした

前職は鉄道会社で8年、駅員業務や車掌業務、運行司令などいろいろな経験をしました。
民間企業も含め転職を考えていたのですが、職場環境や給与面などさまざまなポイントを検討して、最終的には自分には公務員が向いているという結論にたどり着きました。
地方公務員への転職を検討していく中で、他の近隣都市に比べて「ザ・公務員」的な感じがあまりなく、時代の変化に対応する活気が感じられたのが三条市でした。
企画系の仕事をやってみたかったというのも転職の理由です。もちろん公務員はいろいろな部署があるので、どのような仕事ができるのかは分かりませんでしたが、前職では企画に携われる可能性が不透明だったので、思い切って区切りをつけました。また、前職では泊まり勤務が基本という特殊な環境だったので、体力面からも平日昼間の規則正しい仕事に切り替えたいという思いもありましたね。
三条市の職員に採用され、配属されたのが交通施策を担当する環境課でした。将来的には交通系の部署で働きたいという希望があったのですが、1年目から関わることができました。
また、週末など家族と過ごせる時間も増え、公務員の道へ思い切って踏み出してよかったと思っています。

新システム導入という転換点
これはゴールではなくスタート

三条市役所の環境課は、交通施策や環境保全、新エネルギーなどの調査や企画立案を行う部署なのですが、私は主に地域公共交通全般の政策の企画・調整を担当することになりました。
ちょうどその年は、従来のデマンド交通が新しいシステム「AIオンデマンド交通」(決まった時刻や運行ルートがなく、予約状況に応じて最適なルートを走る新しいサービス)に切り替わるタイミングで、入所したての4月から10月のスタートに向けての準備を行ってきました。タクシー会社などの地元企業とさまざまな調整を行っていく中で、市の施策がさまざまな人たちとのつながりによって成り立っていくということを実感し、個人的に大きな発見となりました。
また同時期に「燕三条・下田アウトドアライナー」という新たなバスを実証運行するというタイミングも重なっていたので、短期間でいろいろな仕事に携わることになったのですが、その分やりがいを感じることができました。
今は三条市の公共交通の大きな転換点に関わることができているという実感があります。しかしこれはゴールではなく、次のステージへのスタート。今後は市民のご意見やご要望を参考にしながら、より多くの皆さんの生活に役立つものに成熟させていきたいです。

地域の声を直接聞くことができる仕事
市民とともに成長していきたい

三条市は昔からの伝統や文化を大切に受け継ぎながら発展してきた地域です。地域住民の結束が強く、地域のさまざまな問題も決して他人事ではなく自分たちのこととして捉えています。それは三条市の職員も同じで、目の前のことに対して責任感を持って取り組み、変化に対してチャレンジしていこうという気持ちのある人が多いと感じています。
三条市は市長も副市長も若く、これからの時代を見据え、働きやすい職場環境の整備に向けた対策を始めています。まだ私は1つの部署しか経験していませんが、実際に働いてみて若手職員の意見を反映しようとする環境や、困っていればみんなで相談・協力しながら進んでいこうという風土があり、それは他部署にも共通していると感じています。
地方公務員、とりわけ市町村の職員というのは国や県と違い、地域の声を直接聞くことができる仕事だと思います。私自身、今後さまざまな業務内容を経験すると思いますが、市民の思いを受け止めながら、市民に必要とされるよう成長していきたいですね。

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