地域活動の経験を活かし市役所へ
自分の力を発揮できることがやりがいに
総務部
政策推進課 主事
O.Yさん/2018年採用(社会人経験有)
※所属などは取材当時のものです。
自分の成長を実感でき
やりがいも感じられる仕事です
市役所職員になり、1年目は税務課に配属されました。2年目から政策推進課に異動になり法務係という条例などをチェックする部署で4年間働き、令和5(2023)年から同じ課の政策推進係というところで仕事をしています。
具体的には市役所の各部署が進める政策等を取りまとめたり、調整したりする仕事です。併せて市長と副市長のスケジュール調整など秘書的な業務もあります。裏方的な役割ですね。マルチタスクをこなす現在の業務は、協力隊での経験が活かされてると思います。
私はまだ30代半ばですが、この部署の仕事はさまざまな政策のブレーンとなる部課長級の方々とコミュニケーションをとる機会が多いので、学ばせていだくことが本当に多く、自分の成長を実感できます。また、そういった方々に感謝されることもあるのでやりがいを感じることも多いですね。
今は各部署の調整役として幅広い分野に関わることが多いので、今後はこの経験や知識を生かした調整やアドバイスができるような、上からも下からも頼られる存在になりたいですね。
意見や相談がしやすい職場
合理的な感覚を大切に
三条市役所の魅力的なポイントは、公務員っぽくない所ですね。分かりやすい例では、ノーネクタイのビジカジスタイルを通年実施するなど、働き方改革は時代の変化に対応していると思います。
また、各部署に関わってみて言えるのは、三条市役所は総じて風通しがいいというか、とても意見や相談がしやすい職場だということですね。アイデアが何でもかんでも採用されるわけではありませんが、自分の考えをどんどん仕事に活かしていきたいという人にはおすすめの職場だと思います。
とはいえルールに則って業務を進めなければならないという厳しい一面があるのが自治体の仕事です。ただ、それらに縛られてばかりいると、普通の感覚がだんだん薄くなってくることもあるのですが、そんな時に「一般的にそれっておかしいよね?」という感覚も大切にできる人。そのようなルールと感覚を合理的に考え、整理づけられる人が、三条市で能力を発揮できるのではないでしょうか。
地域活動で得た経験が
今の仕事にもつながっています
私は大学を卒業後、県内の地方銀行に就職し2年半ほど勤務していました。一通りの仕事を経験したのですが、金融機関で働いているうちに自治体で働くことに興味が湧き、銀行を退職しました。その時にたまたま職員を募集していたのが三条市で、知り合いも三条で活動していたので、ご縁を感じました。私の場合は他の自治体への転職はほとんど検討しませんでしたね。
ただ、いきなり市役所に就職するよりも、一度地域に根差した活動をしてからの方がその後役に立つことがあるのではと思い、三条市下田の「地域おこし協力隊」として3年間活動しました。地域おこし協力隊では、名産品を使った商品化や、移住体験や職業訓練をテーマにした事業の運営などに携わりました。 協力隊ではいろいろな活動をしていたので、複数のことを同時進行で調整する能力が培われました。
その後三条市の職員採用試験を受け、平成30(2018)年に入庁しました。
もともと公務員=固いというイメージを漠然と持っていたのですが、三条市は違っていて、民間企業に近いようなスピード感だったり、動きやすい環境が協力隊として活動していく中で何となく見て取れたので魅力を感じました。
転職にあたっては、生活時間はほとんど変わらず、金融機関に比べ給与が若干下がるという問題はありましたが、あまり大差は感じなかったので、やりがいの方を優先しました。